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幹細胞

幹細胞についてわかりやすく説明致します。

幹細胞とは?

幹細胞は未分化状態の細胞で、自己複製の能力を持っていながら、
身体を構成する約210種類の組織細胞へ分化することが出来る万能細胞です。

幹細胞の特徴
  • 自己複製能力(Self-Renewal)
    幹細胞は自身と同じ形と能力を持つ別の幹細胞を作り出すことが出来ます。
  • 分化能力(Differentiation)
    幹細胞は人体に必要な構造や機能へと特殊化する特徴があり、分化されていない状態で存在し、必要に応じて他の組織細胞へと変化する能力を持っています。
  • ホーミング効果(Homing Effect)
    幹細胞の静脈内投与時、損傷された部位を自ら探し、集中的に流れていく能力を持っています。
幹細胞の種類

幹細胞は大きく胚芽幹細胞と成体幹細胞に分けられます。
安全性と非倫理的な問題がある胚芽幹細胞とは異なり、成体幹細胞は主に脂肪、胎盤、骨髄、臍帯血などから採取が可能であり、倫理的な問題がありません。特に脂肪組職にある脂肪幹細胞と出産時の胎盤に存在する胎盤幹細胞は、安全かつ分化能力が優れている為、現代医学では治療が困難とされる難治性疾患である糖尿、痴呆、退行性関節炎、心筋梗塞、脳梗塞、腎不全などの、多様な細胞損傷疾患の症状を改善するのに活用することができます。

胚芽幹細胞
  胚芽幹細胞 自己成体幹細胞
特性 胚盤胞の段階の受精卵から形成された全能細胞 体の組織や臓器に存在する多能性細胞
長所 多様な細胞へと分化可能で、多くの研究結果がある。
増殖力の強さ。自己生産容易
幹細胞の銀行を作れば免疫拒否反応をある程度解決
世界において胚芽幹細胞の次に主力となる研究分野。
多様な研究成果。
免疫学的拒絶反応なし。
倫理的問題なし。
安全性が立証されており、現在の臨床において適用可能
短所 受精卵の使用による生命倫理問題
免疫学的拒絶反応
癌を発生させる可能性がある為現在は臨床適用不可能
胚芽幹細胞に比べ分化能力が落ちるが、多分化性が立証されている。
採取の部位によって幹細胞の増殖能が制限される。
成体幹細胞の種類
成体幹細胞の種類
種類 特性
臍帶血 造血母細胞。血液疾患治療可能。出産時にだけ採取可能
胎盤 採取が容易。出産時にだけ採取可能。
脂肪 採取が容易で多量採取が可能。ほぼ全ての年代で採取可能。
幹細胞数が多く、培養及び分化能力に優れる。免疫拒絶反応がなく安全。
骨髄 採取が困難。必要量を十分に取ることが出来ない。培養困難。長く臨床で使われてきた。
幹細胞の機能
  • 傷治癒 : 損傷した細胞を再生
  • 分化機能 : 損傷した細胞に分化し正常細胞へと再生
  • 周辺分泌物の信号 : コラーゲンやホルモンなどの成長因子を促進し、人体内組織を改善
  • 免疫調節 : 免疫関連臓器の機能を正常化し免疫力調節
  • 死滅細胞の防止 : 人体内の細胞の死滅を防止
  • 血管新生による血液供給 : 損傷した血管を再生して正常に血液が供給されるように助長
幹細胞で症状の改善が可能な疾患
幹細胞で症状の改善が可能な疾患